知らないと損するお金や税金ニュースVol.57 『【タワマン節税】 来年1月に向け、いよいよ国税庁が計算方法を見直しへ』

知らないと損するお金や税金ニュースVol.57 『【タワマン節税】 来年1月に向け、いよいよ国税庁が計算方法を見直しへ』

富裕層による相続税対策のひとつとして活用されていた「タワマン節税」ですが、市場価格との乖離を是正するために、国税庁は相続税における計算方法の見直しを行う方針を固めました。

「タワマン節税」の概要
「タワマン節税」とは、タワーマンションなどの不動産を保有する場合において、相続税を計算する際の「評価額」と「市場価格(時価)」の乖離を利用した節税スキームです。

「市場価格」に関しては、一般的にタワーマンションなどの高層階の方が資産価値は高まる一方で、現行の相続税の計算においては、低層階・高層階にかかわらず、面積さえ同じであれば「評価額」も同じになります。

したがって、以下のように高層階ほど「市場価格」よりも「評価額」が小さくなるため、これを利用して相続税を圧縮する節税方法が広まっており、 税務当局も注視していました。

新ルールの方向性は?
今回の報道によると、「タワマン節税」を防止するための新ルールでは、築年数や部屋の階数などに基づいて、「市場価格」と「評価額」がどの程度乖離しているか計算し、必要に応じて「評価額」を「市場価格」に近づける計算が必要になるとのこと。
したがって現行制度と比較すると、高層階のオーナーほど「評価額」が増加し、相続税の負担も増える可能性があります。
なお今回の計算ルールの変更について、国税庁は来年1月からの運用を目指しているようです。

まとめ
富裕層を中心に相続税対策として活用されている「タワマン節税」については、かねてより見直しの必要性が議論されてきました。
今回の報道によると、来年からの見直しが議論されており、変更内容によっては「タワマン節税」そのものの有効性が大きく損なわれることとなるでしょう。

☆経済産業省から経営革新等支援機関として認定を受けており、お客様ご希望に沿った幅広いサービスに対応可能

☆経営革新等支援機関推進協議会より、
 ・税務会計だけではなく、認定支援機関業務や、財務支援などの付加価値支援を積極的に支援する100事務所として2年連続「TOP100事務所」
 ・税務会計だけではなく、認定支援機関業務や、財務支援などの付加価値支援を積極的に支援し、他事務所の模範となる取組を行った事務所として「ベストプラクティス賞」
をダブルで受賞

☆さらに経営革新等支援機関推進協議会より、「ベストプラクティス賞」の受賞事務所の中から最優秀賞として「ベストプラクティスアワード」を受賞

☆会計税務顧問だけの対応している5つ星アドバイザーも少なくない中、財務や補助金.助成金.融資支援も積極的に行いながら、お客様のニーズに沿ったご支援を継続してきた結果、開業からわずか1年半でfreee最高位である5つ星アドバイザーに認定
※西日本で最短最速1位を記録(2021年10月26日 時点)※

☆freee社の年間表彰企画「freee Seasonal Meetup 2021」でヒーローアドバイザーとして抜擢

☆豊富な経験とスピーディーな対応をもとに、圧倒的なコストパフォーマンスで高い付加価値をご提供いたします。

会計税務や財務決算申告会社設立経営支援バックオフィス業務効率化融資獲得支援補助金申請支援経営力向上計画の策定優遇税制の活用
に関するご相談は税理士法人アピロまでお気軽にお問い合わせください。

税理士法人アピロ兵庫県芦屋市上宮川町2番8ー301号0797-61-4512info@apiro-tax.com